在宅ワークに必須ともいわれるパソコン。今までパソコンを使った業務をあまりしていない方にとっては、なんとなくハードルが高く感じてしまうかもしれません。
実は、パソコンがなくてもスマホや電話があれば、在宅でも仕事ができる職種はたくさんあることをご存知でしょうか。
そこで今回の記事では、パソコンがなくても在宅ワークが可能な仕事についてご紹介します。
さらにパソコンがあるとより効率的にできる仕事も合わせて紹介!パソコンは苦手だけど在宅ワークをしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
パソコンがなくても在宅で仕事ができる業種
パソコンがなくても在宅で仕事ができる業種には、
- 手作りPOP
- 送用チラシ作成
- ハンドメイド品の販売
- 電話でも取材・情報リサーチ
といったものがあります。1ずつ紹介しますね。
手作りPOP
スーパーやショップなどに置かれるPOPを作る仕事です。
初心者でも難易度はそこまで高くないでしょう。ただ、なにを伝えたいのかをはっきりと伝えられるデザインセンスが必要とされます。
さらに、キャラクターの絵やオリジナルフォトが書けると、仕事をもらいやすいです。
しかしデジタル化が進んでいることもあり、1枚あたりの単価はそこまで高くないので、月の報酬はお小遣い程度と考えたほうがよさそうですね。
郵送用チラシ作成
指定のチラシを封筒に入れてのり付けする仕事で、在宅ワークとはいえ内職に近い業務内容です。
業務を進めるのに電子機器は使わないので、パソコンが苦手でも引き受けられる仕事になります。
単純作業ではあるものの、手先の器用さが求められるでしょう。ただ、慣れてしまえば効率的に業務を進められるので、報酬額を上げやすくなります。
ハンドメイド品の販売
自分で作った商品を販売する仕事です。
たとえば、イラストや家具、インテリアなどを作り、フリマアプリを使って販売します。
自宅のペースでものを作れるので好きなだけこだわれますし、価格を決めることも可能です。
ただし、販売するまでに実績を作ったり宣伝したりといった時間がかかることも否めません。
初めての方は手こずるかも知れませんが、慣れてしまえば問題ないでしょう。
いきなり独立するよりかは、副業として始めておくことをおすすめします。
電話でも取材・情報リサーチ
ネットに紹介されていない情報を電話でリサーチする仕事です。
企業や飲食店に電話をかけ、企業の特徴やお店の詳細といった情報を集めます。
さらに社員や従業員を取材して、録音した音声データを提供するケースもあります。
対面で話すのが苦手な人でも、電話を使えば実際に顔を合わせるわけではないので安心して取り組めるケースが多いです。
報酬額は内容によって異なるので一概にはいえませんが、基本的には情報の希少性や録音時間に比例することがほとんどでしょう。
パソコンが得意ではなくても在宅で仕事ができる業種
パソコンを持っているものの操作がイマイチといった方でも、以下の業種なら在宅で仕事ができます。
- 家庭教師
- 日本語の講師
- 販売・電話オペレーター
それぞれ紹介しますね。
家庭教師
オンライン会議ソフトを使い、小学生向けの家庭教師をする仕事です。
一般科目はもちろん、プログラミングや英語といった専門科目などを教えることができます。
報酬額は最終学歴や教師業経験の有無によって異なりますが、時給1500〜4000円あたりが考えられます。
日本語の講師
オンライン会議ソフトを使い、日本語を教える仕事です。
基本的に相手は外国人が多いので、外国語ができると重宝されるでしょう。
また日本語能力試験の認定を持っていると、報酬額が上がりやすいです。
教える相手によって必要となるスキルは変わりますが、常識的な日本語を話せれば問題なく自宅で業務を行えるでしょう。
販売・電話オペレーター
販売オペレーターは、注文の受付や商品のクレームといった対応をする仕事です。
電話で対応することが多いですが、最近ではパソコンを使って録音したり打ち込んだりするケースが増えてきています。
基本的に話す内容は決まっているので、商品を完全に理解していなくても問題ありません。
また相手の話をしっかりと聞き取り、理解する共感力を求められるでしょう。
また、理不尽な言い訳に対する処理能力やストレス耐性が必要になることも。
パソコンを持っていると効率的な業種
パソコンを持っていると効率的な在宅ワークができる業種は、
- データ入力
- Webライター
- 動画編集
になります。それぞれ紹介しますね。
データ入力
企業から受け取ったデータを入力する仕事です。
パソコンがあれば業務ができますし、専門資格は不要。そのため、初めてでもハードルは低いといえます。
データを正確に読む集中力と、ある程度のタイピングスキルが求められるケースが多いでしょう。
普段からパソコンを使ってExcelを利用している方なら、問題なく業務を進められますよ。
Webライター
ネットの記事を執筆する仕事です。
さまざまなジャンルがありますし、記事によって書き方が変わります。
また専門知識を持っていると、報酬額が上がりやすいです。
普段からどのような情報に需要があるのか、といったアンテナを張れるかが業務継続の鍵といえますね。
パソコンを問題なく使えるレベルであれば、初心者でも始められる業種の1つです。
動画編集
主にYou Tube用の動画を編集する仕事です。
動画編集の専門ソフトと知識は必要になるものの、今後需要が高くなりえる分野でしょう。
初めての人だと、チャレンジするのにハードルを高く感じてしまうかも知れませんね。
作業範囲は内容によってさまざまなので、カットしたりテロップを入れたりといった簡単な作業もあれば、撮影からアップまでを担当することもあります。
とはいえ、慣れてくれば要領が良くなりますし報酬額アップにつながりやすい業種といえるでしょう。
MOSを使った資料作成
WordやExcelといったオフィスソフトを使って資料やリストを作成する仕事です。
それに伴い、MOSがあるとより仕事を受けやすくなるでしょう。
MOSとは、マイクロソフト社のオフィスソフトを扱えるスキルを証明する資格になります。
オフィスソフトは、IT業界だけでなくさまざまな業種で活用されるものですし、在宅ワークに欠かせないソフトといっても過言ではないでしょう。
MOSの資格を持っていなくとも、過去に作った資料を提示してオフィスソフトを使える証明ができれば問題ありませんよ。
パソコンがなくても在宅ワークできるもののあると効率的!
今回の記事では、パソコンがなくても在宅ワークできる仕事や、いまからでも在宅ワークを始められる仕事についてご紹介しました。
在宅ワークと聞くと、パソコンが使えないと仕事ができないイメージをもちがちです。しかし、業務内容によっては、パソコンがなくても在宅でできる仕事があるのも事実です。
まずは自分がどんな仕事ならできるのかを洗い出し、副業として始められる業務を見つけることから始めてみてくださいね。