自分に合うビジネスって?アイディアを出すために自分を知る方法

自分に合うビジネスって?アイディアを出すために自分を知る方法

ビジネスを始めたいけれどアイディアが浮かばない、という悩みを抱えている人は少なくありません。とはいえ何もないままに起業などといった行動を起こしてしまうと、事業に失敗してしまう可能性も。ビジネスアイディアを見つけるには、まず自分を知ることが大切です。自分を知り、その上で自分に合ったビジネスを探していきましょう。

ビジネスアイディアはどこから生まれるのか

ビジネスアイディアは、何か事業を始めるにあたってとても重要です。しかし、ビジネスになりそうなアイディアはそう簡単に浮かぶものではありません。
ピカソも想像できることは全て現実なのだ。
という名言を残していますが、ビジネスに関してはアイデアを形にする作業の連続です。

 

では今まで成功してきた人たちは、どこからアイディアを生んでいるのでしょうか。

自分を知っている人は成功しやすい

ビジネスアイディアの生み出し方は人それぞれ。ただ、アイディアを生み出すたちには1つだけ共通していることがあります。それは「自分を知っている」ということ。自分を知っている人は、アイディアを生み出しやすいのです。

 

なぜなら、自分のアイディアの引き出しを知っているから。好きなジャンル、得意なやり方などを熟知しているため、無駄なアイディアを生むことがありません。良いものに出会ったとき、自分の引き出しを開けて、そこから取り出すべきものを取り出すことができるのです。

自分に合うビジネスを探すためのワーク

そこで、まずはビジネスアイディアを生み出しやすくするために、自分を知ることから始めましょう。ここからはワーク形式でご紹介しますので、ぜひお手元に紙とペンを用意して読んでみてください。

自分の「好き」を書き出す

まずは自分が「好き」だと思えることを、ジャンル関係なくすべて書き出してください。食べ物や音楽などの名詞だけでなく、「歌う」「食べる」など動詞のままでも大丈夫です。

 

ここで大事なのは、リミッターを外すこと。「こんなことはビジネスにつながらないかも」と考えを押さえつけず、とにかく頭の中を開放して思いつく限り書き出してみましょう。それではまずは書き出してみましょうか!

自分の「得意」を書き出す

「好き」をある程度書き出し終えたら、今度は自分が「得意」だと思えることを書いてみましょう。おそらく、好きなことよりも得意なことのほうが出てこないという人が多いのではないでしょうか。そういった場合は、「得意」という言葉について考え方を変えてみてください。

 

得意なことというと、誰よりも優れていなければならないのでは?と思ってしまうかもしれません。しかし、もっと楽に考えて大丈夫。人よりも「ほんの少しだけ」苦労せずにできること、他のことよりも「ほんの少しだけ」早くできることなどを思い浮かべてみてください。

 

それでも思いつかない場合は、これまで人に褒められた経験を思い出してみましょう。賞をとった、1位になったという大層なことでなくても構いません。「字がきれい」「おしゃれ」「美味しいお店を知っている」など、日常的なことでも得意に繋がります。

「好き」と「得意」をかけ合わせる

「好き」と「得意」について書き出すことができたら、今度はその2つを掛け合わせてみましょう。2つを掛け合わせることによって、自分に合うアイディアが出てくるのです。

 

好きなことを得意なことで実現する。この組み合わせだけあれば、自分らしいビジネスが生まれてくる気がしませんか?

 

例えば好きなことが「料理」、得意なことが「書く」だったとします。掛け合わせることで、レシピライター、料理本や料理ブログの執筆など、自分の興味のある分野に繋がるのではないでしょうか。

 

もし2つの掛け合わせだけでは新しいアイディアが出てこないのであれば、そこにもう1つ「好き」をかけ合わせてみましょう。先程の「料理」と「書く」に、「アボカド」という好きな食べ物を掛け合わせたとしたらどうでしょうか。“アボカド専門料理ライター”なんていう、他にはない肩書が生まれてきます。

 

自分の好きなことや得意なことは、もう人がやっているありきたりなことだ…なんて落ち込む必要はありません。掛け合わせれば自分にしかない新しいものを生み出すことができるので、ぜひいろいろな組み合わせを試してみてください。

近しいビジネスを調べてみる

自分らしい掛け合わせが見つかったら、それに近しいビジネスをしている人について調べてみましょう。

 

先程例に出した「料理」と「書く」であれば、「料理 ライター」とネットで検索するだけでたくさんの情報が出てくるはずです。本を出している人もいれば、ブログで収益を上げている人、SNSで人気になった人もいるでしょう。自分のやりたいことに近しい人たちが、どのようにビジネスをしているのか。ここを知ることで、ビジネスのアイディアがより具体的になります。

 

ビジネス戦略の中でも最も大切な行動をオマージュという人がいます。
真似をすることですね。

 

ただしこの段階で、自分のやりたいことをビジネスに繋げられなくても大丈夫です。収益の上げ方がわからなくても、そのまま次の段階に移りましょう。

人に話してみる

好きと得意を掛け合わせ、やってみたいことが出てきたら、今度はそれを人に話してみましょう。やりたいことは、自分の中で秘めているだけでは何も始まりません。どこかに発信してこそ、どんどん成長していきます。「それいいね」と言ってくれる人や、「もっとこうしたほうがいい」とアイディアをくれる人、はたまた「詳しい人がいる」と誰かを紹介してくれる人が出てくるかもしれないのです。

 

もし話せる人がいないのであれば、SNSを始めてみるのも良いでしょう。誰かに発信することで、そのアイディアを膨らませてくれる人に出会える可能性がありますよ。

ビジネスアイディアを実際の事業へ

自分の「好き」や「得意」を書き出すことで、簡単にビジネスアイディアを生み出すことができます。もし行き詰まったら、さらに自分と向き合ってみましょう。今まで何をしているときが楽しかったのか、どんなことで褒められてきたのか。そうして過去の自分と向き合うことで、自分らしいアイディアを生むことができるはずです。

 

自分と向き合うことに疲れたら、散歩にでかけて気分転換をするのもおすすめ。机とにらめっこしているときよりも、空や植物を見ながらリラックスしているときのほうが、自分と向き合いやすい可能性もあります。

 

そうして自分を知ることで、ぜひ自分の中にあるビジネスアイディアを見つけてみてください。きっとあなたらしいビジネスに出会えるはずですよ。

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