口下手でもOK!セールストークの苦手意識をなくすコツ

今回は「セールストークの苦手意識をなくすコツ」からあなたのビジネスのヒントを得ていただきたいと思います。自分は口下手で話すことが苦手……」、「セールスで何を伝えたらいいのかわからなくなる時がある」このような悩みを抱えている方は少なくないのでは?

 

口下手でも人見知りでも関係ありません。苦手意識をなくせば、誰だってトップセールスマンになれますよ。

セールストークの苦手意識をなくす方法

 

営業の仕事をしていると、セールストークはどうしても必要ですよね。苦手意識を克服するためには一歩を踏み出す勇気が大切です。まずは苦手と感じる理由をハッキリさせ、その上でご紹介する方法を実践してみてください。

 

セールストークが苦手と感じる理由を知る

そもそも、なぜセールストークが苦手と感じるのか。次のような理由が考えられます。

 

  • 上手に話せない
  • 断られるのが怖い
  • 経験が足りない

 

商談相手を前に緊張してうまく話せない、断られるのが怖くて価格をはっきり言えない、場数が足りないために焦ってしまうなど「セールストークが苦手だ……」と感じる理由はさまざまです。

 

どんな理由で自分が苦手意識を感じているのか、話し方やその時の気持ちを振り返ってみましょう。理由がハッキリすれば、苦手意識をなくすために何をすべきかが明確になります。

 

意識を変えて苦手意識をなくす

 

苦手意識は、過去の失敗によるトラウマだったり、経験不足による自身の無さだったり、心理的な原因によるものです。行動を改善すれば、心理的な苦手意識を克服できます。

入念に準備する

セールスに入る前には徹底的に準備をしましょう。資料を何度も読み直したり、提案内容の穴を探すなど、「これでもか!」というほど入念にしてくださいね。

 

準備が不十分だと「もしあの部分について質問されたらどうしよう」と不安になってしまいます。少しでも不安があるとトークに集中できず、うまくいきません。

 

ただ準備を怠っただけなのに、セールストークへの苦手意識が刷り込まれていく悪循環は避けたいですよね。不安のない状態で堂々とセールスできるよう準備は万全にしましょう。

 

シミュレーションする

商談相手をリサーチしてシミュレーションをおこないましょう。振られそうな話題や相手の興味を引きそうな話題、質問内容などを想定して頭の中で商談してみるのです。

 

苦手意識が強い人は実際に声に出して録音したり、家族や気のおける仲間に聞いてもらってもいいですね。

 

断られる前提で挑む

商品やサービスにより異なりますが、セールスは成約より不成約の方が多いと考えておきましょう。社内の平均成約率を参考にして月100件あたって30件成約すればOKというように、具体的な目標件数を決めて業務を進めましょう。

 

そうすれば1回断られるごとにヘコむ必要がありません。ただし、あまりにも成約率が悪い場合は別の原因があるかもしれないので、行動やセールスツールを振り返ってくださいね。

 

地道に数をこなす

数をこなすことでセールストークは磨かれていきます。反応のいいフレーズ、顧客のニーズを聞き出すのに有効なフレーズなどは、経験の中で積み上げていきましょう。

 

苦手なのに数をこなすなんて地味でキツいかもしれませんが、その経験の蓄積こそが苦手意識を克服するための秘訣となります。

コツをつかんでセールストークを成功させる

苦手意識をなくすことにばかり目を向けるのではなく、並行して成功に向けた努力もしましょう。成功体験を積み上げれば自信がつき、苦手意識が薄れていきます。

 

「セールストークが苦手だから成功体験を積み上げれないんだけど…」と思ったあなた。大丈夫ですよ。話すことだけがセールストークではありません。ここからはコツをご紹介していきますね。

セールスは「話す」より「聞く」

「セールストーク」と聞くと、話すことがメインと思われがちです。しかし、実は優秀なセールスマンほど、それほど自分から話していません。むしろ相手の話を聞いている時間のほうが長いです。

 

話す割合としては、相手が7割・営業マンが3割の7:3くらいがベストです。そして、セールストークの中でこちらが話す内容はすべて「提案」でなくてはいけません。

 

「提案」とは「課題に対する解決策」です。相手の話を聞かないと課題も見えてこないので、聞く力が必要なのです。

 

「お客様の課題を引き出し」「提案をぶつける」この2つを商談の中で何度も繰り返しましょう。

 

話しを聞いたら「まとめる」

セールストークでは「話しをまとめること」が重要です。相手の話を聞いたら「つまり、◯◯ということですよね」と簡潔にまとめてあげましょう。

 

その上で、提案をぶつけて次にやるべきことを明確にしてあげます。お客様は課題や目標に向けて動きやすくなるでしょう。

 

「なんだかこの人と話していると仕事がしやすい」と思ってもらえれば信頼にもつながるはずです。

セールストークの成功体験を積み上げよう!

セールストークというと話すことに目がいきがちですが、実は聞く力が重要であるとお分かりいただけたと思います。相手に耳を傾けて、それに対して提案してあげること。であれば口下手はあまり関係ないですよね。

 

本記事でご紹介したセールストークのコツ、苦手意識をなくす方法を実践して、少しずつ成功体験を積み上げていきましょう!

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