【転職やキャリアに悩んだら】効果的な自己分析の方法4選

自己分析の効果的な方法を知れば、転職やキャリア形成、さらにはあなたの人生そのものに活かすことができます。

 

自分自身を深掘りし、理解を深める自己分析。しかし、やり方がいまいちわからず、なんとなく行なっている人もいるのではないでしょうか?本記事では自己分析の目的から効果的な方法、自己分析を行う上での注意点を解説します。

 

自己分析を正しく行なって、ビジネスや人生に活かしてくださいね!

 

自己分析の目的とは?方法を知る前にゴールを確認しよう

自己分析の目的は、「自分を知り、やりたい仕事や成し遂げたいことを突き詰めること」です。自分自身についてより深く理解することで、自分の傾向や向き不向きがわかるため、就活や転職時の軸を見つけたり条件を考えたりするときに活用されます。

 

自己分析を行うと、自分の気持ちや考えを把握できるため、キャリア以外にも結婚や住居の選択など、人生の選択時にも役立ちます。

 

自己分析の方法4選

自己分析には、過去の経験や人生を振り返るものや、第三者の意見を活用するもの、心理テストのようなものなど、いくつかの方法があり、それぞれに特徴があります。今回は特に効果的な方法4つを紹介します。

 

適性検査

適性検査と聞くと「SPI」や「玉手箱」のような学力テストのイメージが強いのではないでしょうか?しかし、検査の中には性格・内面を測る設問もあり自己分析に役立てられます。

 

特に企業が就活で採用している大手の適性検査では、回答パターンから自分の性格を細かに分析してくれます。自己分析で使うなら、結果が確認できるように個別で受けることがおすすめです。

 

自分史

自分史とは物心がついてから現在までの人生の経験をまとめたものです。今の自分の性格や能力はこれまで生きてきた時間の積み重ねでできています。幼少期から振り返ることで、自分の価値観や考え方を作った原体験や人生のターニングポイントを思い出せます。

 

過去の自分の行動をまとめることで、自分が重要視することや譲れないものなど自身の価値観が見えくるのです。

 

マインドマップ

マインドマップとは、一つのキーワードを中心に置き、連想される言葉を放射状に並べていく手法です。自己分析でマインドマップを用いる場合、中心には「自分」を置きましょう。そこから、得意なことや苦手なこと、好きなことや嫌いなことなどをできるだけ多く書き出してみてください。

 

実際に文字にすることで客観的に自分を構成する要素を確認できます。また関係ないと思っていた経験が、思いもよらぬところで自分の人生に作用していたなんていうこともあるかもしれません。このように俯瞰的な視点で自分の経験や内面を捉えられることがマインドマップの特徴です。

 

ジョハリの窓

ジョハリの窓とは、自分が理解している「自分の特徴」と他人が理解している「自分の特徴」の一致・不一致を4つの枠(窓)に分類する手法です。自分だけでなく客観的な視点からも分析できるため、深い自己理解が期待できます。

 

自己分析におけるジョハリの窓で特に重要なのが「開放の窓」。自分も他人も認めている自己の特徴を指すため、特に重要な要素であると言えるでしょう。

 

また、開放の窓に入る要素が多い人ほど自己開示が得意であるとされます。このように、自身のコミュニケーションタイプを知ることにも利用できますよ。

 

自己分析の方法の注意点

自己分析は、良い面ばかりでなく悪い面も洗い出し、第三者の意見も取り入れて、効果的に行いましょう。自己分析を最大限に活かすために注意すべき点を紹介します。

 

良い面と悪い面両方を洗い出す

自己分析では自分の良い経験や性質だけでなく、悪い部分も分析することが必要です。

 

就活や転職で自己PRするには、プラスな面を洗い出すことが効率的と感じるかもしれません。しかし、自分の良い面と悪い面両方を知ることで、自分の傾向を把握でき仕事を選ぶ軸をはっきりさせることができます。

 

自己分析の目的は自分について深く理解をすること。ネガティブな要素を含めて自分自身に向き合うことが重要です。「心配性」を「計画性がある」と言い換えるなど、ネガティブな面も言葉の選び方によっては面接時のアピールポイントになりますよ。

 

第三者にもみてもらう

自己分析は一人で行うものと思われがちですが、他の人から意見を聞くことで客観的な分析ができます。

 

家族や友人など自分のことをよく知る人に長所や短所、自分を象徴するエピソードを尋ねてみましょう。自分では気づいていない一面や思いがけない評価を知ることができるかもしれませんよ。

 

自己分析をして転職やキャリアに活かそう!

本記事では自己分析の目的や方法、注意点について解説しました。就活や転職で自己分析をなんとなくやっていた人も、今回紹介した方法を用いてより自分にあった就職先やキャリアの選択に役立ててください。

 

また、時間の経過や経験とともに自分の考えや価値観は変化するものです。自己分析は一回きりではなく、何度も行うことでその時の自分にぴったりの選択ができるでしょう。自分のことは意外とわかっていないものです。これを機に自己分析を行なって今後のキャリアや人生に活かしてくださいね!

 

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