女性には、家事や育児など家庭の問題で起業に踏み込めない方がたくさんいます。
ですが女性は、素敵なアイディアやヒットする商品を生み出す可能性を秘めていることをご存知でしょうか。
女性で起業する人は、家事や育児が一段落したタイミングで始めようと考える方も少なくありません。
そこで今回の記事では、女性が起業するタイミングや失敗しないための準備と計画について詳しく解説します。
起業が失敗しないためにも事前の準備をしっかりと行いましょう。
あなたのベストなタイミングで起業して成功させるために、この記事を参考にしていただけると幸いです。
女性が起業するタイミングは5つ
女性が起業するタイミングは
- お客さんができて売上が安定したタイミング
- 事業の内容が市場の流行や旬とマッチしたタイミング
- 事業継承(M&A)のタイミング
- 金銭面に余裕ができたタイミング
- 一緒に事業を進める仲間ができたタイミング
の5つが挙げられます。
それぞれ紹介します。
お客さんができて売上が安定したタイミング
お客さんができたり売上が安定するようになったら、起業するタイミングと言えます。
正直、起業するだけならそこまでむずかしくありません。
大変なのは、「顧客を作る」ことと「売上を安定させる」こと。
起業したからとはいえ、勝手にお金が入るわけではありません。
お客さまにお金を払ってもらうことで、初めて利益になるわけです。
そのためにも、まずはあなたの事業を宣伝してたくさんのお客さまに知ってもらう必要があります。
うまく宣伝できれば安定した収益を出しやすくなりますよね。
起業するなら、まずはあなたの事業を安定させることを優先しましょう。
事業の内容が市場の流行や旬とマッチしたタイミング
あなたの事業内容が市場の流行や旬とマッチしたとき、事業が拡大するチャンスです。
たとえば、オリンピックに絡む事業の場合。国内だけでなく、海外の顧客獲得を目的に事業を進めたとします。
海外向けの事業に力を入れることで、顧客の幅がグッと広がりますよね。
早い段階でシェアを独占できれば、事業を伸ばしやすくできます。
市場の流行や旬をチェックして、事業とマッチするのであれば起業するタイミングと言えますよ。
事業継承(M&A)のタイミング
事業継承(M&A)のタイミングで、起業すると事業が軌道に乗りやすいです。
少子高齢化にともない、事業承継できずに跡継ぎを探す会社が増えています。
そういった会社を引き継いで起業することが可能です。
ただし、事業の内容や取引先がすでに決まっているケースが多いため、あなたの人生をかけて引き継がなくてはなりません。
まずはあなたとマッチする会社を見つけて、事業の継承と拡大が見込めるかをチェックしましょう。
金銭面に余裕ができたタイミング
金銭面に余裕ができたタイミングは、起業に向いています。
女性が起業するときは、国や自治体から補助金や助成金を受け取るサービスがあることをご存知でしょうか。
起業を視野に入れているのであれば、補助金や助成金を受け取るサービスをチェックすることをおすすめします。
参考記事:女性が起業するなら融資?補助金や助成金をもらう条件について解説!
ただし補助金や助成金は、資金を受けとることが目的ではありません。
しっかりとした使い道を考えておきましょう。
また早期退職した場合は退職金をもらうことができるので、事業の資金にすることができますね。
一緒に事業を進める仲間ができたタイミング
事業を進める仲間ができたタイミングは、事業を進めやすいです。
事業を一緒に進める仲間がいると、交友関係が広がりますし仕事の分担がしやすくなります。
事業が行き詰まっても、二人の力を合わせて解決策を見出すことが可能です。
一緒に事業を進める仲間ができると、起業を成功させやすくなりますよ。
女性が起業に失敗する3つの特徴
女性が起業に失敗する特徴は、
- 起業に対する熱がない
- 失敗の言い訳を探す
- すべてを自分でやろうとする
の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
起業に対する熱がない
起業に対する熱がないと、失敗しやすいです。
起業したとはいえ、すぐに多くの利益を出せるわけではありません。
むしろ、マイナスで始まることも考えられます。
すると、弱気になることがありますし、諦めたくなる気持ちも湧き出しますよね。
このとき、どのように乗り切るのかをポジティブに考える思考が必要です。
そのためにも、事業に対する熱意を持ち続けて、解決策を見つけなくてはいけません。
起業するなら、人生を捧げるつもりで打ち込む熱意をもちましょう。
失敗の言い訳を探す
失敗の言い訳を探すひとは、起業に失敗しやすいです。
起業には、そもそも正解がありません。
事業を進めながら、トライ・アンド・エラーを繰り返して、常に進化し続けなくてはなりません。
たとえば、売上が落ちてしまった場合。「〇〇が原因で売上が落ちた」と言い訳で片付けるだけでは何も変わりません。
売上が落ちた原因を突き止めて「改善」する必要がありますよね?
言い訳を探すだけでは次のステップには進めません。
事業を成功させるなら、常に改善策を探すことを心がけましょう。
すべてを自分でやろうとする
すべてを自分でやろうとする人は、起業が失敗しやすいです。
起業は自分の強みを活すと成果が出やすいですが、すべてひとりでできる完璧な人はいません。
あなたが苦手なことに時間を使うのではなく、得意なことに時間を使いましょう。
たとえば、記帳や確定申告を自分で行う場合。ひとつずつ計算するのは面倒ですし専門知識がないと時間がかかります。
そこで、信頼できる仲間に任せたり外注したりすることを検討しましょう。
時間が確保できれば、あなたが得意とする分野で外注費は稼げますよね。
つまり起業するのであれば、費用対効果を考えながら事業を進めないと失敗しやすいです。
女性が起業を失敗しないための3つの計画
女性が起業を失敗しないためには、
- 副業感覚で試してみる
- 女性ならではの制度を利用する
- 事業を進めるのに必要な費用を算出する
といった3つの計画が必要です。
それぞれ紹介します。
事業を進めるのに必要な費用を算出する
事業を進めていくうえで、必要な費用を算出しましょう。
起業の計画において、費用の計算は利益と出費だけではありません。
たとえば、投資をする場合。
- どれくらい利益に影響があるのか
- どんな効果が期待できるか
- 回収までにかかる期間
などの計算が必要です。
もちろん100%計画通りに進むわけではないので、まずは何回かシミュレーションしておおよその結果を出してみましょう。
女性ならではの制度を利用する
女性ならではの制度をうまく利用しましょう。
やはり、起業において費用面は一番のネックです。
自己資金だけでは不安も少なくありませんよね。
また、融資をしてくれるところがあるのかもわかりません。
実は、女性の起業には、金銭面においてたくさんのサポートがあります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
参考記事:女性が起業するなら融資?補助金や助成金をもらう条件について解説!
しっかいと資金を用意することで、起業の方針について計画が立てやすくなります。
副業感覚で試してみる
いきなり起業するのではなく、まずは副業感覚で試してみましょう。
たとえば、起業する前に個人事業として始めることで、法人化が可能な業種なのか判断することが可能です。
利益や顧客が安定したり事業に余裕が出たりして、軌道に乗ってから法人化する流れでも起業に支障はありません。
まずは副業感覚で取り組み、事業が成長する見込みがあるのか確認しましょう。
起業は計画してから現実的かを分析する必要あり!まずは信頼できるパートナーを見つけよう!
今回の記事では、女性が起業するタイミングについてご紹介しました。
女性が初めて起業するとなると、右も左もわかりませんよね。
トラブルが起きたときに頼る人がいなかったら、不安が大きくなります。
そうなる前に、良いパートナーやアドバイザーを見つけましょう。
わたしは、女性向けの起業に関するアドバイスを無料で行っています。
「起業を考えているけど、誰に相談すればいいのかわからない…。」といった人から相談を受けるケースがとても多いです。
そういった人へアドバイスをした結果、成功させた事例がたくさんあります!
参考記事:クライアントの成功事例
あなたの起業を成功に近づけるためにも、一度お話をうかがえると嬉しいです!