聞き上手はビジネスでも、恋愛においてもモテる(成功する)とよく言われます。
では、聞き上手になるためにはどうしたらいいでしょうか。
「もっと相手のことを引き出せたら、仕事でもうまくいくのに・・」「人の話を聞いているつもりでも、ちゃんと聞き出せてないのかも・・」など、
お悩みの方のために、今回は聞き上手になるための5つの方法をお伝えします。
聞き上手はなぜモテる?
聞き上手はモテるとよく聞きますが、なぜ好感を持てるのでしょうか?
聞き上手にはある共通点があります。それは「話しやすい」「傾聴してくれる」からです。
あなたは、聞き上手な方と時間共有した後、居心地の良さや心が癒やされ、満足感を得ていたと思います。その時、気づいたらなかなか人に話せないつらい悩みまでも打ち明けていたなんて経験はありませんか?
聞き上手な方は、相手に安心感や、癒やしを与えてくれ肯定してくれます。つまり、信頼できる人にもなり、そしてビジネスパートナーとしても有益な存在になりえます。
聞き上手になるメリット
では、聞き上手になるメリットは何でしょうか。聞き上手がモテる理由でもお話ししましたが、聞き上手な人は信頼感や安心感を獲得できます。
そのため、仕事ではもちろん家庭、友人関係、恋愛関係など円滑に進めることができます。特にビジネスにおいては、コンサルタントやカウンセラー、コーチそしてセラピストなどのお仕事をされている方には必要不可欠な力です。
また、聞き上手な人は相手に及ぼす影響だけではなく、自身の自己肯定感や自己重要感を認識ができ、自分に自信が持てます。
<聞き上手になるメリット例>
・人間関係が円滑にいく
・サポート力、コミュニケーション能力がつく
・問題解決能力が身につく
・自身の自己肯定感、自己重要感の獲得
聞き上手になる5つの方法
聞き上手になるために私たちができることはなんでしょうか。実は難しいことではありません。ちょっとしたコツを学べばあなたも「聞き上手」になることができます。ぜひ実践してみましょう。
単純相槌
会話のリズムを作るための相槌です。「あなたの話に興味があります。」と示している姿勢なので、実践してみましょう。この相槌で、相手は安心して話を進めることができます。
・「はい」「うん」
・「なるほど」「そうなんですね!」
推進相槌
推進相槌を使える人はコミュニケーション能力が優れています。あなたはこの推進相槌、普段から使っていますか?この相槌は相手の話が煮詰まっているときに、相手が話しやすいように促す相槌です。
よく「話聞いてる?」と言われてしまう方は特にこの推進相槌を意識して取り入れていくことで、好感度が上がることは間違いありません。
・「それでどうなったんですか?」
・「もっと教えて」などなど。
反復相槌
いわゆる「オウム返し」です。相手の話したこと、例えば「先日、買い物いったんだよね・・」などに対して「買い物行ったんですね!」など同じ言葉を使って繰り返しをすることです。反復相槌は相手にの話がもっと聞きたいという表現にもなりますし、より相手に話しやすい空間を作り出します。
要約相槌
相手が言いたいことが混乱している時や、なかなか話をまとめられない時、救いの手として「整理」してあげる相槌です。また要約相槌は、相手の話を誤解しないように確認の意味にも使えるので、是非使ってみてください。
・「これは、こう言いたいんですよね?」
・「こうされたい・・と考えていますか?」などなど。
共感・同調相槌
相手の気持ちに共感したり、賛同したりすることで、相手に自己肯定感を与えます。ここで万が一相手の考えてることに「少し違うかも・・」と思うようなことがあっても、相手に同調するほうがいいでしょう。やはり、反論するより共感、同調するほうが相手からは好感を持ってもらえる上、親身になってくれていると、信頼もされやすいでしょう。
・「それはお辛いですね」「心配ですよね」
・「なるほど!」
ちなみに「なるほど」という言葉は、昨今ニュースキャスターでも使用しているのを聞きますがとても便利な言葉です。ですが目上の方に使うと、失礼になることがあるので気を付けてください。その時は「おっしゃるとおりですね」などを使用したほうがスマートです。
聞き上手になることで相手もあなたも素敵な笑顔に!
聞き上手は、相手の話をよく聞いて、そして相手に共感できる人です。相手の気ちに寄り添うことは、あなたのプラスのイメージにも繋がります。
実際の会話では聞き上手な方はその外にも、話の抑揚や、テンポ、声のトーン、ジェスチャーなどの工夫をしているのも事実です。
これらのノウハウを学べば、人間関係が円滑になり様々な場面であなたの力となり助けになってくれます。
そしてあなたも、あなたの周囲の方も笑顔になることでしょう。
そうはいっても、聞き上手な方もこれからコツを身につける方も、人の話を聞いてばかりもご自身が疲れてしまいます。
たまには、自分の気持ちにも聞き上手になることを忘れないで下さい。