自分が嫌いすぎるという気持ちは、誰かに気軽に相談出来る事でもなく、辛い悩みです。今回お話するのは、自己嫌悪の克服法です。自分が嫌いすぎる人ほど成長出来る内容となっています。悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでみて下さい。
自分が嫌いになる原因とは
なぜ自分を嫌いになってしまったのか、
●思い描く理想と自分の現状に大きなギャップがある
●些細な事が重なって深く傷つき自信を無くしてしまった
●元々自分の容姿や学歴などにコンプレックスがある
●周りに自分を否定する人間がいる
●仕事や恋愛において挫折を経験した
●理由は分からないがとにかく自分の事が好きになれない
人によって様々な原因や理由があると思います。
きっかけがあって一時的に自己嫌悪に陥っている場合もあれば、慢性的に自分が嫌いと思っている場合もあるでしょう。どちらにせよ、自分が嫌いという感情は辛いものですよね。
自分が嫌いになった時は、まずその背景や原因を探ってみる事から始めてみるのが良いかもしれません。
自分嫌いを克服する方法
自分が嫌いと自己嫌悪で悩む人のための克服法を一緒に見ていきましょう。
劣等感を抱く環境から抜け出す
もし貴方が劣等感を抱く環境にいるのであれば、そこに留まることはやめて下さい、と言いたいです。
職場やサークルにSNSなど、貴方を取り巻く環境の中で「同期達はあんなに効率良く働けるのに私は全然出来ない」「みんなキラキラした毎日を送っているのに私は平凡な毎日」そんな風に劣等感を感じる事はありませんか?
劣等感は周りの人間よりも私は劣っていると感じることですよね。その劣等感こそ、自己嫌悪や自分嫌いを加速させる要因となっているのです。
もしその環境から抜け出す事が可能なら、自分を受け止めてくれて安心出来る場所で生きて行きましょう。
自分の得意な事をリストアップする
「自分なんか…」と自己嫌悪に陥る事が多いという方は、自分の得意な事をリストアップしてみましょう。
プロ並みのピアノ演奏が出来るとかお店に出てくる様な料理が作れる、なんて大きな事じゃなくて良いのです。
人の話をよく聞いてあげられる
整理整頓が得意でいつも部屋がキレイ
どんな事も諦めず最後までやり遂げられる
そんな風に、自分で自分を褒めてあげたいと思う事をいくつか挙げてみて下さい。そしてその得意分野を自分の強みとして、伸ばしていく努力が出来ると良いですね。
どんな些細な事でも、貴方と同じ様に出来ない人は沢山います。私にはこんな強みがあるんだ!と自分を褒めてあげましょう。
自分の苦手な事を克服する
自分の苦手な事が分かっている場合は、克服に向けて準備を進めます。
仕事のミスが多い→何度もチェックをする
寝坊癖が抜けない→前の晩早く寝て生活習慣を見直す
など、どうすれば苦手を克服出来るのかを考えて準備を進めましょう。もしそれでも直らなければ、違う方法を試して行けば良いのです。
どうすれば良いかわからない!という場合は、自分が苦手な事を得意とする人や信用出来る人にアドバイスを貰うのも良いでしょう。
自分に課しているハードルを下げる
自分が嫌いという方で最も多いのが、自分に大きなハードルを課してしまっているケースです。
「私はこうでなければいけない」という固定概念を持ち、理想通りになれない自分、周りの期待に添えられない自分をひどく責めて、自己嫌悪に陥る事を繰り返します。そんな時に、周りの人間が成功していたり上手く物事を進めていると、余計に自分が嫌いになってしまう事もあるのです。
人は出来ない事があって当たり前です。何でも上手くこなしている様に見える人でも、失敗の一度や二度は経験しています。だから貴方も、自分が完璧でいようと思わないで下さい。
先ほどもお話した様に、誰でも他の人には真似出来ない得意分野があるはずです。その得意な事を伸ばして、全てを完璧にこなす必要はないのです。
自分に課している高いハードルを一度取っ払ってみましょう。
他人の評価を当てにしない
人は「自分は仕事が出来ない」「自分は人から好かれない」そんな風に自分で自分自身はどうゆう人間なのかを決めるセルフイメージを持っています。
恐ろしい事に、このセルフイメージは周りからの評価で植え付けられます。「お前は仕事が出来ない」「お前は嫌われ者だ」そんなヒドイ言葉を投げかけられた時、大概の人は私はそうゆう人間なんだ…とマイナスなセルフイメージを作り上げてしまいます。
これは実に悲しい事です。しかし他人が投げかける言葉というのは、必ずしも正当な評価ではありません。嫉妬心など人の醜い感情が入り混じっていたりするものです。
ですから、他人の評価を当てにしないで下さい。ひどく落ち込み、自分を責める必要はないのです。
言葉というのは恐ろしいもので、喜ばせたり慰める事も出来れば、他人を深く傷つけてしまう事もあります。他人からの言葉に左右されるのではなく、自分で自分を評価して認めてあげる事が大切です。