相談されやすい人の特徴と疲れてしまうときの対処法について解説

相談されやすい人の特徴と疲れてしまうときの対処法について解説

相談されやすい人は頼られて嬉しい一方、たくさんの悩みを聞かされ続けると疲れてしまいますよね。友人や知人から相談をされやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。

今回は相談されやすい人の特徴や疲れた心の回復方法、自分を守る対処法についてご紹介します。「よく相談を受けるけれど、正直疲れるな…」と思っている方に、ぜひ読んでほしい内容です。

相談されやすい人の特徴

周囲から相談されやすい人には、いくつか共通点があります。「相談される=信頼されている」のはもちろんなのですが、信頼以外にも特徴があります。

自分に当てはまる場合は、相談されやすい人の可能性が高いですよ。周りから相談をされやすい人の特徴について3つご紹介します。

  • 共感力が高い
  • 話を遮らず最後まで聞いてくれる
  • 否定せず肯定してくれる

共感力が高い

ほどよく相づちを打ってくれる人や「そうだね」と共感してくれる人には、相談したくなりますよね。「私はこれでよかったんだ」と相談した側が思えると、スッキリしたり考えが整理できたりします。親身になって一生懸命に話を聞く姿勢があるのは、相談されやすい人の特徴です。

話をさえぎらず最後まで聞いてくれる

相談をしてくる人はアドバイスや意見がほしい場合もありますが、まずは話を聞いてほしいと思っていることが多いです。話を中断して反論せず、ガス抜きの役目になるよう最後まで話を聞いてくれるのが、相談されやすい人に見られる特徴です。相談する側は心に溜まったモヤモヤを吐き出せて、心が軽く楽になります。

否定せず肯定してくれる

相談ごとを聞いてほしい人には、違う意見を求めているわけではなく自分の意見を肯定してほしいと思っていることもあります。意見の食い違いがあると、その意見を言ってしまいがちです。受けた相談内容が自分の意見と違っていても、グッとこらえて肯定してあげられる人は、相談されやすい人である可能性が高いでしょう。

相談されやすい人はなぜ疲れてしまうのか

相談されやすい人は、なぜ疲れてしまうのでしょうか。じつは「相談されやすい人の特徴」でご紹介した内容が、反対に疲れてしまう原因にもなっているのです。

共感力が高いという特徴があるので、悲しみや怒りなどの感情をダイレクトに受けとめてしまい、心が疲れてしまうことがあります。たとえば周りで「おかしいよね?」「ひどくない?」と不満を漏らしている人の話を聞くと、それだけで耳をふさいでしまいたくなりませんか。耳をふさぎたくなるような不満を面と向かって聞かされることで、より疲れてしまいます。

話を否定せずに肯定する特徴では、「たとえ自分の考えや意見と違っても、それを心のうちに秘めたまま肯定する」ことになります。「それは違うと思う」と反対意見を言えない状況では、精神的に疲れてしまうでしょう。

自分を守る対処法

相談の連絡がきたら二つ返事で受けるのではなく、

  • なぜ私を必要としているのか
  • 相談相手のためになりたいか
  • 私は必要とされているか

を考えてみるといいでしょう。

特定の相手から相談を受け、いつも気が滅入って疲れてしまうと感じるときは注意が必要です。いきなりすべて断る必要はないですが、3回に1回でも断る選択をしてもいいでしょう。

疲れたときの心の回復方法

相手の心に寄り添うあまり、疲れてしまった心を回復するにはどのような方法があるのでしょうか。実践しやすい方法は相談を受ける回数を減らすこと。相談に乗る機会が減れば、疲れる回数を減らせます。また周りに頼ってストレスを発散する方法もあるので、やりやすい方を試してみてくださいね。

相談を受ける回数を減らす

心が疲れてしまったときは、上記でもご紹介したように相談を受ける回数を減らしてみるのがいいでしょう。相手の気持ちに寄り添いすぎるあまり、自分の心をないがしろにしてしまっている可能性もあります。自分を優先する時間を増やすことで、心がだんだんと回復していきますよ。

気の置けない友人と遊ぶ

気の置けない友人と遊んで、ストレスを発散するのもおすすめです。疲れているからと閉じこもっていると、より気が滅入ることもあります。友人と思いっきり遊ぶことで、笑顔が増え心の回復につながります。

相談を受ける前に自分の心にゆとりがあるか確認しよう

共感力が高い、さえぎらずに話を最後まで聞くなど、相談されやすい特徴をもっている人は多くいるわけではありません。だからこそ、相談されやすい人に悩みを打ち明ける人が集中してしまいます。

相談されやすいのはいいことなのですが、自分の心が疲れてしまっては元も子もありません。相談を受ける回数を減らしてみたり、気の置けない友人と遊ぶ時間を作ると、疲れた心も回復できるはずです。

これから相談を受ける際には、まず自分の心にゆとりがあるかを確認するといいですね。人の悩みや不満を受け入れられる心の準備ができていれば相談にのる、心が疲れていれば断りましょう。

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